クリスマスイブ
クリスマスイブの夜、ひとり車を走らせて、オハイオ州のポートクリントンへ。
Interstateではないローカルな道路を走っていると、周りに車が数台停まっているおうちを何軒も目にした。家族が集まっている光景が目に浮かび、なんだか心が温まる。
途中小さな町を通り過ぎ、ダウンタウンのクリスマスの飾り付けを見ていい気になる。さらに少しいくと、横目にエリー湖が見えるように。明るいうちにたどり着きたくて少し早めに出たから、ちょうど夕陽が沈んでいく時間帯で、とても綺麗な景色だった。少しの間、車を停めて、写真を撮った。
曲がるべき道を見逃して、余計にドライブ。でも景色が綺麗だったからそれもあり。さすがにたどり着かないのはおかしいだろうと車を停めて、場所確認。ずいぶん行き過ぎたことに気づいて引き返す。その後も少しとまどったものの、なんとかルームメイト(アニー)の家に到着。早めに出てきたからそれでも約束の時間よりは早くついた。GPSがあれば便利だけど、少しくらいなら迷っていい景色に出会うのも悪くない。
アニーの家族と早速対面。クリスマスだから全員集合していて、一気に会うとちょっと混乱。でも家族構成を知っていたのでよかった。アニーは私と同じく末っ子で兄と姉がいる。二人とも歳が離れていて、アニーは私の一歳下だけど、二人は30歳を越えている。最近とてもめでたいこと続きで、アニーの兄は来年結婚するので、婚約者と一緒にいたし、おねぇさんは結婚しているけれど、諸事情によりやっと一人目を妊娠中。ご両親もとてもいい人たちだった。
少しの団欒の後、アニーのおばあさんの家へ。車で5分もかからない距離だったから歩いても行けるのだろうけど、あまりなにもないとこで、道は真っ暗だし、歩道もないし、いつも車なのだろう。
おばあさんの家はアンティークな感じで、素敵だった。猫が一匹いて、家の飾りも猫が多かった。それに加えてクリスマスの飾り。いきなりの熱いハグにちょっと戸惑い、車を降りたときにアニーが”My Grandma is an interesting lady”と言ったのを思い出す。だんなさんはもう亡くなっているので、家族の集まりをホストするのをとても楽しみにしていたようだった。
そのおばあさんの手作りフルコースディナーは家庭の味という感じでとてもおいしかった。完全に部外者な私を受け入れてくれて、家族の集まりに招待してくれたことをうれしく思うと同時に、来れてよかったと思った。ひょんなことをきっかけに一緒に住むようになったアニー。お互い自分のことをやっていて、よく一緒に遊ぶというわけでもないから、こんな風に招待してくれてうれしかった。
アメリカで暮らすようになって、もう7年目。でも実はクリスマスをアメリカ人の家族と過ごすのは初めてだった。この時期は日本に帰っていることが多いし、日本に帰らなかった年は日本人の友達と遊んでいた。
キリストの誕生日ということで、赤ん坊のキリストが飾られていたケーキを食べた。おばあさんの初孫だったアニーのおねえさんに、おばあさんからアルバムのプレゼント。そこにはこれまでのクリスマスの時期の写真が集められていて、私も一緒に鑑賞。家族団らんのひととき。その後、おばあさんから一人ひとりにギフトカードとオーナメントのプレゼント。とても素敵な時間だった。
みんながゲームをしようと言い出したころ、私は帰らせてもらうことに。おばあさんに感謝の気持ちを伝えたら今度はハグに加え、キスもいただいた。アニーに送ってもらって、自分の車の元に。アニーにも感謝の気持ちを伝え、お別れのハグ。実はこれがアニーとは初めてのハグだった。
帰りは真っ暗だったから湖はよくわからなかったけど、多くの家がクリスマスのために電飾をしていたので、その景色を楽しみながら、ラジオでクリスマスソングを聞いて、車を走らせた。なんだかすごくいい気持ちだった。途中警察の車を見かけ、クリスマスイブの夜くらいやめればいいのにと思うと同時に、でもなにかおきたらやっぱりいないとだめだよな、なんて思考をめぐらせた。
一時間ほどでトレドの友達のアパートに到着。
ドアを開けたら、みんながサプライズで誕生日のお祝いをしてくれた。心あたたまるいい一日だった。
出会いに感謝。
Interstateではないローカルな道路を走っていると、周りに車が数台停まっているおうちを何軒も目にした。家族が集まっている光景が目に浮かび、なんだか心が温まる。
途中小さな町を通り過ぎ、ダウンタウンのクリスマスの飾り付けを見ていい気になる。さらに少しいくと、横目にエリー湖が見えるように。明るいうちにたどり着きたくて少し早めに出たから、ちょうど夕陽が沈んでいく時間帯で、とても綺麗な景色だった。少しの間、車を停めて、写真を撮った。
曲がるべき道を見逃して、余計にドライブ。でも景色が綺麗だったからそれもあり。さすがにたどり着かないのはおかしいだろうと車を停めて、場所確認。ずいぶん行き過ぎたことに気づいて引き返す。その後も少しとまどったものの、なんとかルームメイト(アニー)の家に到着。早めに出てきたからそれでも約束の時間よりは早くついた。GPSがあれば便利だけど、少しくらいなら迷っていい景色に出会うのも悪くない。
アニーの家族と早速対面。クリスマスだから全員集合していて、一気に会うとちょっと混乱。でも家族構成を知っていたのでよかった。アニーは私と同じく末っ子で兄と姉がいる。二人とも歳が離れていて、アニーは私の一歳下だけど、二人は30歳を越えている。最近とてもめでたいこと続きで、アニーの兄は来年結婚するので、婚約者と一緒にいたし、おねぇさんは結婚しているけれど、諸事情によりやっと一人目を妊娠中。ご両親もとてもいい人たちだった。
少しの団欒の後、アニーのおばあさんの家へ。車で5分もかからない距離だったから歩いても行けるのだろうけど、あまりなにもないとこで、道は真っ暗だし、歩道もないし、いつも車なのだろう。
おばあさんの家はアンティークな感じで、素敵だった。猫が一匹いて、家の飾りも猫が多かった。それに加えてクリスマスの飾り。いきなりの熱いハグにちょっと戸惑い、車を降りたときにアニーが”My Grandma is an interesting lady”と言ったのを思い出す。だんなさんはもう亡くなっているので、家族の集まりをホストするのをとても楽しみにしていたようだった。
そのおばあさんの手作りフルコースディナーは家庭の味という感じでとてもおいしかった。完全に部外者な私を受け入れてくれて、家族の集まりに招待してくれたことをうれしく思うと同時に、来れてよかったと思った。ひょんなことをきっかけに一緒に住むようになったアニー。お互い自分のことをやっていて、よく一緒に遊ぶというわけでもないから、こんな風に招待してくれてうれしかった。
アメリカで暮らすようになって、もう7年目。でも実はクリスマスをアメリカ人の家族と過ごすのは初めてだった。この時期は日本に帰っていることが多いし、日本に帰らなかった年は日本人の友達と遊んでいた。
キリストの誕生日ということで、赤ん坊のキリストが飾られていたケーキを食べた。おばあさんの初孫だったアニーのおねえさんに、おばあさんからアルバムのプレゼント。そこにはこれまでのクリスマスの時期の写真が集められていて、私も一緒に鑑賞。家族団らんのひととき。その後、おばあさんから一人ひとりにギフトカードとオーナメントのプレゼント。とても素敵な時間だった。
みんながゲームをしようと言い出したころ、私は帰らせてもらうことに。おばあさんに感謝の気持ちを伝えたら今度はハグに加え、キスもいただいた。アニーに送ってもらって、自分の車の元に。アニーにも感謝の気持ちを伝え、お別れのハグ。実はこれがアニーとは初めてのハグだった。
帰りは真っ暗だったから湖はよくわからなかったけど、多くの家がクリスマスのために電飾をしていたので、その景色を楽しみながら、ラジオでクリスマスソングを聞いて、車を走らせた。なんだかすごくいい気持ちだった。途中警察の車を見かけ、クリスマスイブの夜くらいやめればいいのにと思うと同時に、でもなにかおきたらやっぱりいないとだめだよな、なんて思考をめぐらせた。
一時間ほどでトレドの友達のアパートに到着。
ドアを開けたら、みんながサプライズで誕生日のお祝いをしてくれた。心あたたまるいい一日だった。
出会いに感謝。
by atmtk
| 2011-12-29 12:49
| 旅
NATA公認Certified Athletic Trainerです。あまり一貫性はないですが、日々のできごと、気付き、考えたことなどを記録しています。
by atmtk
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