カテゴリ:考えたこと( 56 )

課税対象となった授業料免除

私が今年からRSSリーダーに登録してチェックしているブログ

Chikirinの日記
フィフィ オフィシャルブログ

最近のエントリーでどちらのブログにも反格差デモに関することが書かれていました。どちらも基本的には同じ意見で、このデモは先進国で今まで通り、あるいは自分の親などが歩んできた「普通の生活」ができなくなってしまう不安に駆られた若者たちの「わがまま」な行為と捉えています。ちきりんさんは特に意見を述べているというよりは、説明して、どう思う?って投げている感じですけど。

たしかにこのデモの広がりは自分勝手な感じがします。気持ちはわかるけど、デモをすればいいってものではないでしょう。みんな幸せになりたいのは当たり前。これから益々先進国内でも格差が広がっていけば、デモはもっと増えたりするのかな。

私は今、大学院生をしながら、Graduate Assistantshipというのをもらってパートタイム扱いで働いている身。働く代償として大学から授業料諸経費の免除と月に十数万の給料をいただいています。でもこの10月と11月はその給料がもらえないことに。今年から国と州の法によりGraduate Assistantの授業料諸経費の免除額に税金をかけるというのが始まって、その結果、給料天引きされました。$5250ドル以内の免除は税金がかからず、その額を超えた分が対象。でもこれはカレンダーでの年ごとの計算なので、去年から在籍している私には、先学期の分と今学期の分の両方の免除額が対象になり、$5250はゆうに超えてしまいます。$5250は州内の学生でフルタイムで一学期分なら収まるくらいの額です。州外の学生だと倍以上。で、そのオーバーしている額に対して掛けられた税金はFederalが25%でStateが5%の合計30%。

大学側が給料天引きする月を学期の真ん中の2ヶ月と決めた結果、私はこの二ヶ月の給料がまるまるなくなりました。今年の初めから、このシステムが始まったのですが、先学期は通知から実行までがあまりに急すぎたこともあって、大学側が補助金というかたちで天引きされた分のお金が戻ってきたのですが、今学期はそうもいかず。

たしかにずっと税金分天引きされるという通知は来ていたのですが、実際にいくらなのかははっきりと伝えられていませんでした。計算すればわかったことかもしれませんが、はっきりいくら税金がかかるとは書かれておらず、対象となれば最大30%というような書き方だったので、私も減るとは知っていたものの全くもらえないとは思っていませんでした。実際今でもいくら分の税金がかかっているのかわからないし、給料がゼロということは二ヶ月分の給料ではまかなえていないんだと思うのだけれど、そのまかなえていない分は大学が負担しているということなのかとか不透明な部分がいっぱいです。

このことについてちらほら行動が起きていますが、状況はあまり変わらない気がします。給料をもらっていないというよりは税金に持っていかれたから給料がなくなったということですし、大学が決めたことではなく国と州の法によるものです。授業料免除額に税金をかけることには納得いかないし、この税金をかける対象がGraduate Assistantのみであることにも納得いきません。手紙によるとTeaching AssistantとResearch Assistantはこの授業料免除額の税金対象にはならないとのこと。私のポジションのようにGraduate Assistantは大学の教育機関、研究機関という面には還元していないかもしれないけど、大学には還元しているわけだし、そこに境界をつけるのはおかしいと思うのです。

入学する前からこうなることを知っていれば、この条件で納得しやっていける人しか来ないはずですが、在籍中に言われ、振り回され、これまでどおり働いているのに気づいてみれば2ヶ月給料なし、となってしまう学生がでることを国、州、大学は理解して、それでもそう決まったんだから仕方ないと通してしまっているのでしょうか。なぜ大してお金ももらっていない大学院生の授業料免除額に税金をかけようとうするのか、全く意味がわからないし、やっぱりこれはおかしいと思う。

正直なところ、私は2ヶ月給料なしで自力で暮らしていけるような貯金はありません。昨日はスタッフミーティングがあって、その場でヘッドが私が2ヶ月給料なしなことをみんなにも知らせた影響で今日はあるスタッフが私にスーパーのギフトカードをくれました。なんかとっても惨めな気分でしたが、そのスタッフの心遣いはありがたかったです。彼女はそんなにもらっているわけではないですし。

自力では暮らしていけませんが、全くなにももらっていないわけではないし(12月は給料がもらえるはず)、サポートしてくれる人がいるので、私は食べ物に困るとか生きていけないというわけではないし、安定した家もなく、食べ物に困っている人たちに比べれば幸せだよなと思っている自分がいます。ただ、給料がなくなるというのがどんな気分なのかちょっとだけわかりました。

支離滅裂な文章ですが、お許し下さい。

全然関係無いですが最後にこの間のフットボールの試合でスタジアムがブルーとオレンジのストライプになった様子。
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by atmtk | 2011-10-19 12:53 | 考えたこと

習慣化

今日は夕方まで雨が降ったりやんだりの天気。早朝には雨が降っていなかったので、いつものように自転車で出勤したものの、お昼に一度アパートに戻るときには軽い雨が降っていました。多少濡れながらも負けじと自転車を漕いでいたら、ふとした瞬間にタイヤを取られ転倒しそうに。頭の中を転倒するシーンが駆け巡ります。次の瞬間、パッと自転車を降りて、転ばずに地面に足をつけた自分がいました。転ばなかった自分にちょっと感動して、その場に少しのあいだ立ち尽くしてしまいました。

なぜそうなったかを考えてみると、それは自転車にある気がします。今はロードバイクを使っているので、サドルの位置が高く、座った状態で地面に両足をつけることはつま先でも無理。信号待ちなど止まらざるおえないときは、サドルより前に身体を移動して自転車をまたいで立ちます。今日転倒しそうになったときも同じ動作で身体を前に持って行き、着地。横になりそうになる自転車を手でコントロールして持ちこたえました。もし、今の自転車のようにサドルが高くなく、そうやって降りる習慣が身についていなかったら、転んでいたのでしょうか。

毎日繰り返していると、考えなくても自然と身体が動くようになる。

今週からは週5でランニングをします。週に何回を目標としているわけではなく、目標は距離ですが、週に走る距離を伸ばしていく上での、トレーニング頻度の増加。35kmのような長い距離を続けてゆっくり走ることよりも、コンスタントに走って、週の走行距離が高いほうがいいのです。今週は今のところ三日間で12マイル(19kmちょっと)。土曜までに22マイルが目標です。

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今週はうちの大学はHomecoming。
週末のアウェイでのビッグテンカンファレンス最初の2試合を制したバレーボールチームは、大学史上初ランキングNo.1を獲得したそうです。これはまた今週末も観に行かなければ。

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by atmtk | 2011-09-28 11:38 | 考えたこと

日本の大学からの訪問

先週、日本のとある大学から20名ほどの学生がイリノイ大学を訪れていました。私が属しているKinesiologyではなく、Recreastion, Sports, and Tourismと呼ばれる学部への訪問だったのですが、プログラムの担当者である講師の方とのつながりから、少し関わらせてもらいました。

当初の予定では私もちょっとだけお話させてもらうことになっていましたが、いろいろ詰め込みすぎたからということで、なんとなく流れ、結局考えていたことはほとんど何も話せずに終わりました。学生さんと交流したというよりは、付き添いでいらっしゃっていた先生方と交流させていただいた感じでした。なんちゃって通訳のような経験もできたし、このプログラムを通して、今まで知らなかったイリノイ大学のスタッフや卒業生と出会うことができ、とてもいい時間を過ごさせてもらいました。このつながりを大切に。

たいしたこと考えていなかったけれど、少しだけとはいえ時間をかけて考えた、するつもりだったスピーチの概要をここに記しておきます。Varsity, Club Sports, Intramural Sportsの仕組みについてというのがお題でした。

Varsityというのは直訳すると「代表チーム」で、日本の大学の部活にあたる。NCAAやNAIAという組織によって、練習時間の規制や、奨学金の制度などが決められており、予算は寄付金、スポンサー、チケット料金などからまかなわれる。大学によっては学生の授業料+諸費用の一部をアスレチックスに当てている場合もある。イリノイ大学には19のVarsity Sportsがあり、今年のアスレチックスの予算は$67 million。ちなみに今年から新しいAthletic Directorに変わり、彼が今週木曜日には水泳部の練習を覗きに来る予定なので、私もそのときに対面する予定。結構やり手との噂で、今後どうなるかは見物です。

Club Sportsは日本の大学でいうサークル。予算は基本的に募金活動をしたりして、自分たちで集める。大学が学生から集めている諸費用の一部に、学生団体用のお金も含まれているので、そのお金をもらえるよう申請することもできる。イリノイ大学には現在35のスポーツチームと、9つの格闘技・武道のチームが登録されている。

Intramural Sportsは大学のキャンパスレクリエーションというレクリエーション施設を統率している組織によって運営されるいわゆる学内スポーツ大会。参加者は自分たちでチームをつくって、お金を払って登録して、他チームと競いあって優勝を目指す。審判も講習を義務づけれらたりしていて、結構本気で戦える場所です。レベルも分かれていて、自分たちに合わせて選ぶことができます。ちなみに私は今年1月、レクリエーションセンターでバスケをしていたらたまたま誘われて、バスケのイントラミュラルに参加しましたが、仕事の関係で2試合しか参加できなかったし、チームが負けて決勝トーナメントにも進めなかったので、ほんとに二試合で終わってしまって、ちょっとがっかりしました。その二試合のために$35払った(ゼッケン代も含む)。

このあとに、アメリカの高校のスポーツシステムについても少し話す予定でした。Varsity Junior Varsity, Freshmenのくくりだったり、シーズン制だったり、夏の間のキャンプやサマーリーグへの参加のことだったり。それにからめてRecruitingについても。

Recruitingは高校生の大学への勧誘。
これについてもNCAAは細かくルールを決めていて、招待訪問の行動範囲は大学から半径30マイル以内の距離でなければいけないだとか、滞在は48時間を超えてはいけないだとか、車を用意してはいけないだとかあります。使っていい費用の限度も決められていますし、お金の出所もしっかり規制されています。だから大学の後援者が、有望な高校生に車を買ってあげたりして、その大学に入るように仕向けるなどというのは違反行為として取り締まられ、選手、大学に罰則が与えられます。

とまあこんな感じでアメリカのスポーツ事情を話す予定でした。
ついでに、アスレチックトレーナーの説明もしようと思っていたので、それができなかったのはちょっと残念。来ていた学生さんたちもスポーツ・レクリエーションマネジメントの勉強をしていたので、多少アスレチックトレーナーについての知識はあったようですが、、、。

以上、頭の中で色々考えて構想を練っていたおおまかな内容でした。

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by atmtk | 2011-09-13 12:44 | 考えたこと

Ring pop

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Ringpopっていう指輪のカタチしたアメ。
引越しの準備をしていて、見つけたので、食べてみた。
このアメには思い出がある。

一昨年、フィールドホッケーのチームで働いていたとき、カンファレンストーナメントのためカリフォルニアに向かっている途中のバスで、チームの3年生たち(このチームには一人も4年生がいなかった)が、短いスピーチをして、カンファレンスチャンピオンになろうって言ってRing Popをチームの全員に配った(*)。

私の分はないみたいだなと思っていたら、キャプテンの子が、一つ持ってきて、”This is for you”って渡してくれた。"Thank you"といってそれを受け取って、なめはじめた私。少しして、横でコーチが、「キャプテンの子がアメを持っていない」と言って、自分の分をキャプテンの子にあげにいった。

そう、私の分はおそらく勘定に入っていなくて、でもあの場で私だけアメがないのをかわいそうに思ってくれたキャプテンの子が自分の分を私にくれたのだった。その気遣いに気づけなかった自分が情けなかったけど、そのキャプテンの気持ちはすごく嬉しかった。

8月。
大学の秋スポーツはいよいよプレシーズンが始まる。
勝って指輪を手にできる人数の方が圧倒的に少ないけれど、怪我なく悔いなくシーズンを過ごしてほしい。

*アメリカの大学ではカンファレンスチャンピオンになると、記念に指輪を作ります。
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by atmtk | 2011-08-03 12:29 | 考えたこと

隣合わせの危険


写真はNational Geographicのウェブサイトより。
この写真をみて、気持ちよさそうと思うか、危ないと思うか。

うちの大学のスタッフ(Athletic Trainingの人ではないし私は面識のない人)が、バケーションの最中にクライミングをしていたところ、落下して亡くなったという話を聞いた。

この間、ふと手にしたNational Geographicっていう雑誌の少し前の版に、ヨセミテ国立公園の特集があって、ヨセミテに魅せられたクライマーたちの語が載っていた。岩壁にテントを張って、地上数百メートルに吊らされたテントで寝袋にくるまって寝る写真があって、思わず息を飲んだ。当人たちは最高に気持ちいいんだろうけど、めちゃくちゃ危ない状況だと思ってしまう。ただ死ぬかもしれないからってやめられないだけの魅力がある。

クライミングだけではなくて、これはいろんなものに言えること。
私はロッククライミングにはジムでのものも含めて全く挑戦したことはありません。命綱なしに岩壁をのぼるクライマーとは違いますが、ロードバイクでも死の危険を感じることはあります。リクリエーションとして載っていても、「あの坂で時速何マイル出した」なんて話はしょっちゅうかわされるもの。時速35マイルとかで坂をくだるのはとっても気持ちがいいけれど、同時に恐怖も感じます。ここで何かあって、転倒したら死ぬかもしれないと。

今年は私は参加しなかったBiking Across Kansas(BAK)。
過去2年、そこに私を連れていってくれたJohnの孫の一人が今年のBAKの最終日に、坂を下っていたところ、彼の少し前にいた人が犬が飛び出してきたのを避けようとして急に自転車を横に反らしてきて、彼は避けきれずにその自転車と衝突し、横倒れしたそうです。一瞬意識も失ったようですが、幸い命はとりとめて、鎖骨骨折と臀部に深い傷を負ったそうです。私が数週間前にJohnと話したときはもうだいぶ回復していると聞いて一安心。私も以前からJohnを通じて交流があったので彼のことは知っているし、話を聞いたときは驚きました。

John自身もこれまでに自転車で転倒して鎖骨を折ったこともあるし、彼の友達でやっぱり自転車による転倒で、大腿骨を折った人の話も聞いたことがあります。私も3年ほど前に、自転車で転倒して肘を縫いました。危険なことはみんなわかっているけれど、それでもやめずにやり続けてしまう魅力がある。今回怪我をしたJohnの孫もこれからも自転車に乗るだろうと私は思います。彼と彼の家族、そしてJohnを知っているからそう思う。同時に、犬を避けようとして、結果的に彼の事故を引き起こしてしまった女性は、その場で泣きながらもう自転車には乗らないと言っていたそうな。それを聞いて、自分がけがをしたときよりも、誰かに怪我をさせてしまった(この女性は悪くないけれど)時のほうが、やめる原因につながるんだろうなと思いました。

またスキューバダイビングにはまっている私の友達は、急に波が来てさらわれたり、ボンベが壊れてしまったりしたら、死ぬかもしれないという感覚を味わうのも好きだなんて言ってました。大自然の前にはちっぽけな自分の無力さを感じるのが気持よいのかもしれません。

クライミングやロードバイクやスキューバダイビングなどをすることは、怪我をする危険、命を落とす危険を増やすことになる。けれど、普段の生活では絶対味わえない気持ちよさがあるからやめられない。むしろその危険ととなりあわせなことが人々をそういったものに向かわせる原動力となっているのかもしれない。

運悪く亡くなってしまったスタッフの方は気の毒に思いますが、彼もきっと死ぬまでやめられなかったのだろう。面識は全く無いけれど、ご冥福をお祈りします。
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by atmtk | 2011-07-28 13:31 | 考えたこと

IKEAのソーラーライト

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少し更新の間を空けてしまうと、何を書いていいかわからなくなります。
シゴタノ!っていうブログをGoogle ReaderでSubscribeしていて、最近はブログについてちょっと真面目に考えてみてました。とにかく続けるのも大事なことです。

週末にシカゴ郊外に行ってきました。

最初の写真はIKEAで買ってみた、ソーラー充電池によるライト。

完全充電型の卓上ライト...光が弱い

電源コードはありません。9時間充電して3時間もつらしいです。早速、今使っていますが、光が強かったのは最初だけで、今の状態だとあってもなくても変わらないくらいの明るさ・・・。ちょっとがっかりしています。お店に飾ってあった見本も3時間を超えれば切れてしまうため、見本でどのくらいの明るさなのかを確認することはできませんでした。

シンプルなデザインと買うことによる価値

このライト$20ほどだったのですが、購入理由は、コードがないシンプルなデザインが気に入ったのと、ソーラーパネルで充電のみという自然エネルギーの利用に惹かれたからです。また、このライトが一つ売れるごとに、世界中の電気がなくて本の読めない子供たちを助けるために、ユニセフにこのランプが一つ寄付されると書いてあり、そこも魅力に感じました。

このランプについてちょっと調べていたら、この取り組みは一年ちょっと前から始まっていて、このランプが一番売れている国は日本とイタリアだそうです。たしかにアメリカ人はあんまり好まなそうですよね。充電するの面倒だし。さらに調べていて気づいたことは、庭で使えば、コードいらない、充電は勝手にしてくれるということで、便利そうです。そういった需要がある人は試してみては?

デザインの重要性

2011年のはじめに読み終えたのですが、ダニエルピンク氏による「A Whole New Mind: Why Right-Brainers Will Rule the Future」(翻訳版: ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 訳者:大前研一、三笠書房) という本があります。

この本の中で、トースターは実際に使われている時間より、家のインテリアとして飾られ、観察されている時間の方が長い、という話がありました。そう、だからデザインが大事なのです。

ランプはトースターと比べれば、使用時間は長いけれど、ふと見たときにちょっと嬉しくなっちゃうようなものを使うのっていいですよね。今、私はその感覚をこのIKEAのソーラーライトから得ています。そう感じるのは、買ったばかりの興奮も影響しているのでしょうが、それでもそんなふうに思えるだけで、買った価値はあったのかなと。

あら、こんなにライトのことについて書くつもりはなかったのに、ライトだけの話になっちゃった。


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by atmtk | 2011-07-26 14:30 | 考えたこと

2011年5月、宮城

空港へ向かうのに使ったバスがパンクして、予定の飛行機には乗れず、シカゴに一泊というハプニングはあったものの無事に日本に帰ってきました。ホテルに泊まるのに余計なお金がかかったり、日本滞在時間が一日短くなったり、結構な時間を費やして旅行会社、航空会社と交渉したり、いろいろありました。今となってはいい話のネタです。おかげでしばらく話していなかった友達や以前にお世話になった方と会話したりもしました。

翌日の便は満席ということだったのですが、空席待ちをさせてもらって、直前まで帰れるのかわかりませんでしたが、なんとか空席が出て帰って来れました。いやーよかった。

いつも日本に帰ってくると思うのだけれど、アメリカの生活と日本の生活があまりにも違いすぎて、日本にいるとアメリカでの生活が夢のように感じます。たった数週間前なのにもっとずーっと前のことのような、あるいは本当にそんな生活をしていたんだろうかと幻覚してしまうような。それだけ遠いということでしょうか。

週末は姉家族を訪ねに宮城県に行ってきました。
一緒に過ごす時間が大切。天気はずっとくもりまたは雨だったし、温泉も今はやっていなくて、普通のお風呂だったし、観光らしいことは何ひとつしていません。でも目的は姉家族に会い、一緒に遊ぶことだったので満足です。当たり前だけど、子供を育てるのは大変ですね。自分の好きなことを自由にできることはすごく幸せなことです。わけあって甥っ子と二人で大浴場へ行きましたが、傍から見ると私は母親に見えたいたはず。近くでやりとりを見たら、全然母親っぽくはなかったと思いますけどね。

なによりも今回は宮城に行って、初めて東日本大震災を身近なものとして感じました。
成田空港から帰ってくる際に電車のダイヤが変更されていること、電車の電気を消して節電する時間があることを経験しましたが、そんなものとは違い、具体的に震災の傷跡を目の当たりにし、現地で震災を体験した姉たちの話を聞き、やっと震災を現実のものとして感じた気がします。アメリカにいる間はどうも実感が持てなかったのと、あまり考えたくなかったのとで、「どこか知らない世界の他人事」という感じが強かったです。

ボランティア活動の話なんかもちょっと聞いて、結局自分の為にボランティアをしようとする人が多いんだろうなと思った。本人はそうは思っていなくてもね。何かしたい、助けたい、と思うことはいいことだけれど、被災者のニーズがないことをしては意味がない。そして、見返りなど求めてはいけない。被災者の方々への支援だけではなく、被災地で復興をサポートしている人たちを支援することも大事。私は何もしていないし、またアメリカに戻るし、偉そうなことは言えないけれど、やっぱり「知らない人」を思うのは難しいのです。

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ここまでの文章と全然関係ないですが、先輩に送っていただいたので、昨日行ったカフェで飲んだラテの写真を載せてみます。このカフェ、渋谷にあるのですが、ラテアートの世界チャンピオンがいるそうです。残念ながら昨日はいませんでしたが。。。おしゃれなカフェで、素敵な時間を過ごさせてもらいました。

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by atmtk | 2011-05-30 22:57 | 考えたこと

祈り

日本で地震が起きたことは友達からのテキストによって知った。
インターネットで被害状況の確認。地震後に姉家族がTweetしていたので、とりあえず無事なんだろうなと思った。実家にも電話をかけてみたけど、つながらず、とりあえずメールと送って、出勤。お昼前にメールチェックして、みんな無事だと確認した。

時間が経つにつれ、津波の脅威、被害の大きさ、残酷さを知り、胸が痛くなった。今朝起きて、1000人近くの人が死亡し、一万人近くの人が行方不明になっているという報道をみて、その痛みはさらに強まった。誰が死んだとかなにも知らないけど、映像をみて、現地のことを考えると涙が出てきた。まだまだ大変なのはこれからだし、死亡者数も増えていくだろう。信じたくはないけれどそれが現実。

でもテレビを観なければ、ニュースをチェックしなければ、今の私にはいつもどおりの穏やかな時間が流れていく。だからやっぱ日本が遠く感じられた。「涙を流し、まぶたをはらし、祈るほかにないのか」なんてタガタメの歌詞を思い出しながら、いろんなことを考えていた。

やっぱり私には祈ることしかできない。そして私はここで今自分のやるべきことをやるのです。

つまりは明日チームが勝つためにできることをやるだけです。
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昨日からミズーリ州コロンビアというところに来ていて、ミズーリ大学ホストの虎招待(Tiger Invitational笑)というのに参加しています。今日はミズーリ大学と私の母校であるIllinois State Univと対戦したのですが、なんと二連敗。ちょっと打たれすぎでした。これで早くも去年の負け数に並んでしまった。悔しいです。だから私も自分に何ができるかを必死に考えて、ベストを尽くします。日本のことは心配だけど、これが私が今すべきことだと思ってます。

とはいえ試合中も結局私がしていることは、チームのみんなを応援し、みんながベストを出せるよう祈っているだけ。でもいいじゃない、信じさせてください、うちのチームを。信じさせてください、日本の強さを。

だから私は明日も祈る。
チームの勝利と、日本のみなさんの無事を願って。
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by atmtk | 2011-03-13 13:46 | 考えたこと

孤独な時間

朝からバイクライドへ。小一時間ほど田舎道をひたすら走ってきた。
ひたすらフラットな道、両側には収穫を終えたソイビーンズの畑とコーン畑。中西部を象徴する景色。

車もほとんど通らないそんな道を走っていると、カンザスの記憶がよみがえる。
どうなるかはわからないけれど、また行けたら来年も行ってしまいそうだ。
Johnのおかげですっかりロードバイクが好きになってしまった。アメリカのただっ広い道がよりそうさせるのかもしれない。田舎に住む利点の一つ。

現在読んでいる村上春樹さんの小説、「走ることについて語るときに僕の語ること」。走っているときは、誰とも話さなくていいひとりになれる時間だと著者は書いている。自転車も同じ。とても孤独な時間だ。日常の生活から離れ、非日常の時間を楽しめる。

時々向かい風の強さにめげそうになったり、遠くへ行き過ぎて戻るのが憂鬱になったりなんてこともあるけれど、そんな中で自分と会話するのも良い時間。

読んでる本に影響されて、私も走ること、自転車に残ることについて語りたくなった。

流行のランニングコース、皇居周辺の景色
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by atmtk | 2010-09-13 03:24 | 考えたこと

自転車通学

自転車通学+通勤を毎日のようにしているこのごろ。
イリノイの冬、自転車はそう長くは使えない。だからこそ今の時期にここぞとばかりに活用中。ロードバイクで駆け抜けるのは気持ちよい。片道3キロほどだから、わりといい運動だ。イリノイ州は基本的に平らで、このあたりもほんとにまっ平ら。ギアを変える必要なし。バージニアの険しい山々とは大違いだ。

バージニアにいたとき、イリノイの平らさはあまり恋しくはならなかったけれど、今、バージニアの山々はたまに恋しくなる。生活をしていく上で、坂は面倒だなと思うことはあったのだけれど、山の景色には結構癒された。もうすぐ始まる紅葉の時期を思い出すと特に恋しくなる。あの綺麗さは素晴らしかった。以前にも触れたことがあるけれど、バージニア州からノースカロライナ州に入る境で見られるInterstate 77からの風景は特に素晴らしかった。遠征に行く途中になんども通った道だけど、紅葉以外でもあの高速から見える景色は私のお気に入りだった。イリノイ州では絶対にありえない風景。まっ平らはやはり味気ない。

けれど、自転車通学には最適なのだ
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by atmtk | 2010-09-11 11:16 | 考えたこと


NATA公認Certified Athletic Trainerです。あまり一貫性はないですが、日々のできごと、気付き、考えたことなどを記録しています。


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