カテゴリ:Athletic Training( 63 )

NATA in St. Louis

火曜日からセントルイスに行っていました。目的はNATA Annual Meetingへの参加。今年も楽しい時間を過ごすことができました。今回はほんと人に会うことが目的だったのですが、そんな感じで流れに任せていたら、講義へはほとんど参加することなく終わってしまいました。参加した数少ない講義や発表では、ちょこちょこ新しいアイデアをもらいながらも、聞いている側の記憶に残すにはどういう発表をするべきかみたいなことをずっと考えていました。文字ばっかりのパワーポイントは絶対だめです。論文を読んでいるだけでは得られない「経験」を与えるにはどうすればいいか。話す機会もないくせに、そんなことばっか考えていたりします。覚えていられることなんてほんと一握り。

セントルイスの街もたぶん前回以来4年ぶり。昨年一度空港を使いましたが、街には寄っていません。昨年の開催地ニューオリンズは食もユニークで有名なこともあって、毎日食事が楽しみだったのに、今回のセントルイスはその点イマイチでした。値段が安くて、ボリュームたっぷりとちょっとサウスな感じの雰囲気で、基本はがっつりハンバーガーとかステーキを食べる。おかげで2回も日本食レストラン行って、アメリカンなお寿司を食べてしまいました。正直かなりクオリティ低かったです。アメリカンな寿司でもそのアメリカっぽさをしっかり生かしてるものはおいしいんだけど、全然だめでした。

だから何を楽しんだかって言ったらやっぱり人との出会いと再会。
セントルイスは今いる町からも3時間と近いから、私の母校Illinois State Universityの卒業生パーティーはとてもにぎわっていて楽しかったし、 University of Illinoisのパーティーもうちのヘッドアスレチックトレーナーが昨日付けで退職だったこともあってにぎやかに楽しく行われ、いい時間が過ごせました。会いたいと思っていた人たちにも大体会えて話ができてよかったです。

このNATAでは毎年Japanese Athletic Trainers' Organizationという日本人ATCを中心とした団体によるレセプションも行われるのですが、そこでもいろいろな方とお話できて有意義な時間を過ごせました。

夜は毎晩外へ出て夜遅くまで飲みながら語り合う。本当に人との出会いにつきます。感謝。
セントルイスでお会いした皆さん、お疲れ様でした。

最後に私が今回ぎりぎりになって急遽名詞を作ったのに、持って行くのを忘れるという失態を犯してしまったので、その写真を載せておきます。最初、大学院のときの名詞で済ませようと思っていたのですが、もう仕事は終わっているし、そこに載っている情報はほとんど意味を持たないことに気付き、急遽作ったのでした。イリノイ大学のカラーであるオレンジを使い、ワンポイントしてフェイスブックのモットープラスアルファの文章と、その文章にも合い、私をイメージしてもらえるように走っているロゴを加えてみました。たぶん使うことはないし、せっかく時間かけて作ったので公開。

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動きましょう。
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by atmtk | 2012-07-02 14:08 | Athletic Training

最後のバンケット

昨夜はアスレチックトレーニング教育プログラムに所属している4年生のためのバンケット。何回かこのブログでも触れましたが、イリノイ大学のATEPは今年でおしまいで、今いる4年生のクラスが最後なので、バンケットも最後。一学年だけと人数も少ないので、いつもはホテルのカンファレンスルームを借りて、みんなドレスアップしてやるこのバンケットも、今年は形式を変えて、スタッフの親戚のおうちの庭を借りて行われました。

大きなテントを借りて、そのなかにテーブルといすをならべ、食べ物はバーベキューをケータリング。デザートは別にケーキを買ってきてと、値段はそんなにかかっていないけれど、とてもおいしかった。ついつい食べ過ぎて昨夜はちょっと寝つきが悪かったくらい。

少数ではあったけれど、4年生の親も数名来ていて、こじんまりと今までのプログラムの軌跡を振り返り、お祝いをしました。アスレチックトレーニングの教育の歴史はまだ短い。そんな中では結構歴史あるイリノイ大学のプログラム、なくなってしまうのはとても残念です。いろいろあるけれど、このプログラムにかかわれたこと、たいしたことはしていないけれど、私もあと数週間でイリノイ大学の卒業生になれることは素直にうれしく思います。ヘッドアスレチックトレーナーがこれまでのプログラムの歴史について語り、アスレチックトレーナーという職業について語り、イリノイ大学を卒業してアスレチックトレーナーになるということについて語ってくれました。私もアスレチックトレーナーはいい職業だと思います。けれど、簡単な職業ではないし、誰にでも向いているわけでもないし、大変なことはいっぱいある。そして貢献を認識されることも少ない。経験とともにかたられるヘッドの言葉には重みがありました。私も後もう少し大切にここでの時間を過ごしたいと思います。

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by atmtk | 2012-04-24 10:30 | Athletic Training

チアリーディングトライアウトなど

久しぶりに雨ばかりの週末でした。

まず金曜日。
オフシーズンの水泳部は金曜の午後は自主練だったので、人手の足りていなかった女子テニスの試合をカバーすることに。晴れていれば外で試合の予定でしたが、雨が降ったりやんだりの繰り返しだったので、結局室内でプレーすることに。うちの大学のテニスの試合はまだ観たことが無かったし、テニスの試合をカバーするのは久々で、新鮮で楽しかったです。一応トップ25にもランクされているチームですしね。何事も無く無事に終了、そして勝ちました。

本格的に雨の土曜日はフットボールの春季紅白戦があったので、みんなびしょぬれになったそうです。私はその紅白戦は観に行けず、週末はバスケットボール練習施設にこもってすごしました。理由はチアリーディングのトライアウトのメディカルサポートに入っていたから。土曜に9時間、日曜に5時間。そして空き時間には土日で3試合を行うソフトボールを観に行ってと、相変わらずのスポーツづくしで過ごしていました。

チアリーディングのトライアウトのカバーはだいぶ乗り気ではなかったのですが、実際は結構楽しめました。今年のメンバーも来年戻ってきたければトライアウトに参加しなければいけないというなかなかシビアな世界。各自に番号が与えられ、順番にダンスルーティンやサイドラインチア、タンブリング、スタントを披露。審査員もチアのOBOGとコーチで6人がラップトップをずらりと並べ、対峙している状態で、みんなだいぶ緊張していました。そんななかで、いかにアレンジを加えて自分をアピールしていくのか、そういうのを観ているのがなかなかおもしろかったです。私は審査する側でも、審査される側でもない気軽な立場。特に危ない場面もほとんどなく、軽い捻挫などの怪我があった程度で平和に過ぎていってくれましたし。

チアリーディングはやはり魅せて何ぼ。身体つきや笑顔なども当然影響します。特別技術が優れていなくても、印象に残る子というのはいるし、逆にうまくてもぜんぜん記憶に残らない子もいる。二日間にわたるトライアウトでは、トライアウト本番だけでなく、その前の練習過程や何気ない会話のなかでの印象が本番に影響を及ぼすことを感じました。そんなわけで、乗り気でなかった週末も思っていたより悪くなかったのです。

ソフトボールのほうはウィスコンシン大学を相手にホームでの3連戦を一勝二敗と負け越してしまい、いまいち。苦しんでます。がんばって欲しいけど、今年もすでにNCAAトーナメントへの望みはだいぶ薄いなぁと。けれど明日もホームゲームがあることだし、また応援に行こうと思っています。明日はバレーボールの試合もあるし(オフシーズンゲームですが、中国のプロチームとの試合)そちらもはしごしてきます。

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by atmtk | 2012-04-17 12:15 | Athletic Training

カンザス遠征など

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久しぶりに一週間以上更新を滞らせてしまった。
そろそろ私のラップトップも寿命かなという感じで、頻繁にフリーズしちゃうこともあって、なかなかブログを書く余裕がなかった。金曜から土曜にかけて水泳部の遠征でカンザス大学に行ってきたけれど、ラップトップを持って行こうとも思わなかった。

水泳部の遠征は去年のカンファレンス以来の8ヶ月以上ぶりだったし、ソフトボールも5月半ばには終わったからそれからも半年近くたっていて、久々の遠征にちょっと興奮。7時間と長めのバスライドだったし、今までに行った遠征のこととかいろいろ思い出してた。途中、ミズーリ州コロンビアに寄ってPaneraに行ったけれど、このPanera、ソフトボールの遠征でミズーリ大学に来たときにお世話になったとこだったから余計に。

カンザス大学のプールは古くて、今まで見てきた中でもISUについで設備が整っていなかった。大きい大学だからちょっとびっくり。でもチームはそれなりに強く、大会の方は完敗してしまいました。苦しいですな。

カンザス大学のキャンパスは丘になっていて、池もあったり、インディアナ大学を思い出しました。わたしはいつも遠征に行くと時間を見つけてランニングに行きますが、今回は6マイルほど走ってキャンパス全景をとらえてきて、綺麗なキャンパスに気持ちよくなりました。周りに立ち並ぶ家の雰囲気などもよかったです。

今日、日曜日はイリノイ大学のクロスカントリーコースでビッグテンカンファレンスのクロスカントリーチャンピオンシップがありました。私は手伝ったわけでもなく、会場の近くを含め10マイルランをしてきました。マラソン挑戦まで4週間。あと2週間ほどのトレーニングが勝負だと思っています。

今週末はまた遠征で今度はミシガン州立大学とイリノイ大学シカゴ校に行く予定。
うまくタイムマネジメントしていかないとね。

Happy Halloween!!
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by atmtk | 2011-10-31 03:47 | Athletic Training

AEDについて

同じ市内ですが、無事に引越しを終え、部屋の片付けもひと通り終わったので、落ち着いてブログ更新です。

だいぶ出遅れましたが、サッカーの松田直樹選手が練習中に倒れて亡くなった件について。倒れてから亡くなるまで、私の情報源は基本Twitterからだったということはさておき、そのTwitter上で、アスレチックトレーナー関係の方々を中心にAED(自動体外式除細動器)についての議論が行われていました。

松田選手の所属する松本山雅FCの練習場にはAEDは設置されていませんでした。
AEDがあれば必ず助かるなんてことはありませんが、AEDがあったら助けられるかもしれない命もある。AEDが何ができて何ができないのかについてあまり知らないという方、ATC(Certified Athletic Trainer)のさゆりさんがブログにわかりやすくまとめてくださっているので、ぜひ読んでみてください。

Innervate The World! - AEDって知っていますか。

それと日本心臓財団によるこのHPにもわかりやすく説明されているので、こちらも合わせて読んでみてください。

AEDを知っていますか?

さゆりさんもブログに綴っていますが、結構な値段のするAEDをすぐに設置することは難しいかもしれないけれど、今設置されているAEDを有効に活用できる人を増やすことも非常に大事だと思います。なので、他人事だと思わずに、ぜひこの機会にAEDについて多くの人に学んで欲しいです。

3つ前のエントリーに「隣合わせの危険」というタイトルでクライミングや自転車のことについて書いたけれど、他のスポーツだってやっぱり危険は隣合わせ。スポーツをしていなければ起こらなかった怪我や死はいっぱいあるだろう。でもスポーツを通じてしか得られないものもいっぱいある。

松田選手は言っていた。
「ただ、オレ、マジでサッカー好きなんすよ。マジで、もっとサッカーやりたいです。」

だからスポーツをする環境が少しでも安全なものになるように、何かが起きたときに少しでも誰かの力になれるように、みんなで頑張っていきましょう。

松田選手のご冥福をお祈りします。

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by atmtk | 2011-08-08 12:27 | Athletic Training

Change

オバマ大統領がそんな言葉でアメリカを盛り上げていたのが、なんだか懐かしいです。

でも今日はオバマ大統領の話ではなくて、私の来年のポジションの話。

これまでいろいろ書いてきたとおり、昨年度一年間は水泳部とソフトボール部を担当してきたのですが、8月に始まる新学期から、私はアスレチックトレーナーとしては主に水泳部のみの担当になる予定です。これを聞かされたのは、6月の中頃で、そのときは結構ショックだったし、今もまだ信じたくないと思ってしまっているのが正直なところ。

こんな経緯になったのは、数回このブログでも触れたけど、うちの大学のAthletic Training Education Programが今年で消滅してしまうからです。8月からの学期では4年生の17人(だったかな)のみがAthletic Training Studentとして実習に参加します。この一年が終われば、来年からは学生はゼロ。今まで学生のおかげで保たれていたところがあったので、学生がいなくなるからにはスタッフの数を増やさねばいけないということで、今年からは大学院生アスレチックトレーナーの数も今まで3人だったところを5人に増やしました。

そして、さらにインターンを二人雇うなんて話が数カ月前から出ていました。私のポジションは二つのスポーツの担当だったので、ここを分けると言われ、今年のはじめには、水泳とソフトどっちがやりたいか聞かれて、私はソフトボールと答えました。だから、実は去年の終わりごろから、今年はソフトボール部だけで働くつもりでいました。

しかし、話は変わり、インターンではなく新たにフルタイムのポジションをつくることになりました。はじめは陸上(これまではバレーボール/女子陸上担当のフルタイムアスレチックトレーナーと男子陸上担当の大学院生アスレチックトレーナーがみていました)につけようという話もあったようですが、Athletic Directorなどとの話し合いにより、ソフトボールの方が手術を必要とした怪我の数が多い等の理由により、新たにポジションをつくるならソフトボールにということになったと聞かされました。ヘッドにこの話をされたときは、ちょっと泣きそうになって、涙を堪えるのに必死でした。

また、うちの大学は8月から新しいAthletic Directorを迎える予定で、そうなるとインターンのポジション二つだった場合に簡単にカットされてしまう可能性があるからということもあったようです。学生が完全にいなくなる来年度以降は、さらに人数、ポジションとも変更していくことも踏まえてのこういう判断。

文句の一つも言いたい気持ちだったけれど、あと一年で大学院を終え、ここを去ろうと思っている私がわがまま言っても迷惑かけるだけだなと思うと、納得するしかありませんでした。水泳部も一年みてきたから、愛着はありますし、今年は冬の合宿でプエルトリコに行くかもなんて話もあるので若干おいしいかなと。ソフトボール部の担当を外れる分、時間にも余裕はできるだろうし、学生のうちにしかできないこと、今ここにいるからこそできること、をやろうと今はいろいろ計画中です。

そんなこんなで、現在その新たにできるソフトボール担当のポジションの選考中で、今週は候補者が入れ替わりに現地面接に来ています。選考を主に仕切っている人に事前に頼んでおいたので、私も面接の予定に組み込んでもらって、昨日今日は候補者と他のスタッフと昼食をとりながらのインフォーマルな面接に参加させてもらいました。私の意見をどれだけ参考にしてくれるのか不明ですが、決定権に関わらず、こういうのに関わらせてもらうだけで、自分の勉強にもなるし、行ったことのないレストランで、無料でご飯食べれるし(笑)。人の履歴書とか面接でどんなことを話すのかとか、面接官でも面接される側でもないような立場から見れるのは貴重です。応募数もあまりなかったようで、昨日今日と会った候補者も私の印象はイマイチですが、どうなることやら。今週は金曜日にももう一人会う予定です。

写真はそのときに食べた昼食。
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というのは嘘で、インフォーマルとはいえ面接中に写真など撮るわけはなく、これは週末にシカゴ郊外で連れて行ってもらったレストランで食べたハンバーガー。ボリュームも油もすごかった。
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by atmtk | 2011-07-27 12:12 | Athletic Training

Perform Better Functional Training Summit @Chicago Part III

セミナー最終日。前日と同じようにバスを待っていたら、待っていたバスが全然来ない。仕方が無いので、近いルートを通る別のバスに乗り、一番近いストップで降りて、急いで会場へ。

John PerryというOhio State出身のPTによる「Propriobility: Creating Movement Awareness within Constant Changing Environments」という講義へ。あんまり面白くなくて、途中で飽きちゃいました。タイトルからもわかるように、強調していたのはMovement Awareness。その感覚をどのように磨いてパフォーマンスに活かしていくかってことです。飽きてしまったので、彼の実習編には行かず、次はCharlie Weingroffの「Trying to Define the Core」の講義へ。彼もPT,ATC,CSCSって持ってます。そんなに新しい発見はなかったけど、内容はしっかりしていたし、プレゼンの仕方もうまかったです。赤ん坊が成長するにつれ自然と身につけていく運動パターンがどれだけ理にかなっているかを説明していたのが印象に残っています。あとはやっぱり呼吸の大切さ。講義の後はそのまま、彼の実技編に行きましたが、そこでは赤ちゃんが成長していくように赤ちゃんが自然と身につけていく姿勢を順を追って、みんなで実践。私はあまりコアがしっかりしていないので、できないものばかりでした。後日筋肉痛になったのは言うまでもなく。。。

この日は最終日だったので午前中で終了。金曜の朝からレクチャーを聞きっぱなしだったので、脳は結構疲労していたかな。スピーカーたちはこの業界で第一線にたっている人たちだけあって、知識があるだけでなく、喋り方や自分の表現の仕方もうまい人が多かったです。NATAコンベンション以外でこういう割と大掛かりなセミナーに参加するのも初めてでしたし、学びはいっぱいでした。自分の将来を考える上でも。

午後はフリーだったので、シカゴ観光。
Taste of Chicagoっていうシカゴにある有名なレストランの食べ物を一挙に味わえるイベントがグラントパークで行われていたので、そこをしばし散歩。人も多かったし、暑かったです。無料で配っていた、シエラミストやPepshi maxを飲んだ以外、何も買ってませんし、何も食べませんでした。笑 一人じゃなかったら多分何か買っていただろうけど。友達にも連絡してみたけど、つながらなかったり、予定が会わなかったりで、一人でダウンタウンからMichigan Aveを歩いて都会気分を味わって、早々と帰路につきました。日曜の午後とあって、道も混んでいたし、早めに出て正解だったかも。
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夏のシカゴはいいですよー。
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by atmtk | 2011-07-03 12:20 | Athletic Training

Perform Better Functional Training Summit @Chicago Part II

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二日目。朝はユースホステルで無料の朝食をいただき、前日同様バスで会場へ。土日はMcCormick Placeに行くバスの本数は少なく、結構待たされました。

朝一発目は、Jason Brownによる「Kettlebell Athletics-Advanced Kettlebell Application for Sport」へ。NATAのコンベンション直後だったこともあり、ビジネスカジュアル一歩手前くらいの格好で会場へ行った私は、開始1分前で持ってきていた運動着に着替えることに。というのも、説明もほどほどにいきなり「ではこの部屋を縦に4往復ジョギングしてください」となったからです。慌てて着替えて戻ってくると、みなさんサイドステップしてました。私もウォームアップに参加。ランジやらアリゲーターウォークやら本格的にウォームアップ、こんな経験もなかなかないので、実は結構たのしかったです。
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そしてメインのKettlebell Exerciseへ。
Kettelbellというのは丸い重りにハンドルがついたもので、ダンベルよりも持ちやすかったり、振りやすかったりがいいのかな。今回はじめてKettlebellを使ったエクササイズに挑戦した私。これを仕事に活かそうというよりは、第一人者に指導してもらって、トレーニングを楽しみました。うちの大学のアスレチックトレーニングルームにはKettlebellないですし、どういう風に使うかを知っておくだけで十分です。

お次は、Athletes' Performanceで働くDPT,ATC,CSCSの資格をもつDarcy Normanの「How to get your clients back in the game of life or sport」という講義へ。印象的だったのは、脳について強調していたこと。全てはマインドから来る、と精神面での準備の大切さ、運動しているときにしっかり考えることの大切さを説いていました。よく考える人で、システム化やチェックリストなどのお話をビジネスもちょっと交えてしてくれました。APでPTとして働く傍ら、ドイツのサッカーチームでストレングスコーチもしているそうです。この講義の実習編では、彼が実際によく使うストレッチや、ウォームアップ、コンディショニングエクササイズを教えてくれました。頭を使ってとにかく考えさせる、「思ったよりも疲れるでしょ?」って言ってました。喩えをうまく使った説明もわかりやすかったし、いいスピーカーでもあり、勉強になりました。

この日もう一つ行った講義はこれまたAthletes' PerformanceのMark Verstegenによる「Barefoot training」。彼はAPのFounderとしても有名ですが、「Core Performance」などの本でも有名で、私も彼の本を一冊持っています。実は私は昨年の秋学期に、クラスでBarefoot trainingについて発表したので、この分野のことは一応ひと通り調べました。だから彼の講義はあんまり新しい情報はなかったけれど、私のそれと比べると断然情報量は多く、プレゼンの仕方もうまいので、そのあたりを勉強させてもらいました。

Barefoot training実習編は講義とは違って新しい発見もいっぱいあってすごく面白かったです。これは使える、って思いましたが、クッション性の靴に慣れてしまった現代人の足が、裸足でトレーニングするには本当に注意が必要です。昨年の春にベストセラー本「Born to Run」を読んで、いきなりトラックで裸足でダッシュした私は両足に大量のマメをつくり、数日まともに歩けませんでしたし(無謀だったのはわかってますが、好奇心旺盛なもので・・・)。Markに教えてもらいながらのトレーニングは面白かったのですが、おそらくこの実技によって私は足の腱を軽く痛めました。最初は筋肉痛かとも思いましたが、明らかに筋肉痛とはちがう痛みがあって、セミナー後もしばらく痛みが続いてました。そんなこともあり尚更気をつけなければと思っていますが、コンセプトとしては私はBarefoot trainingは良いと思っています。

このPerform Betterのセミナー、参加者はパーソナルトレーナーが一番多く、次にストレングス関係の方、そしてPTとATCが少数という感じだったのですが、Hands-onもいっぱいあるので、みんな服装は運動できる格好。それ以上に目が入ったのは、Vibram FiveFingerを履いている人が非常に多いことでした。私も試してみたいのですが、今はちょっと経済的にそんな余裕が無いこともあって断念しています。Nike Freeなんかも履いて走ってみたりしたいんですけどね。

こんな感じで二日目終了。一日中セミナーを聞いているのはなかなか疲れます。運動できる実践編があってちょうどよかったかな。

この日の夜は、前日に出会った日本から来ていたストレングスコーチの方と一緒にシカゴのチャイナタウンへ。そこでATCの友人二人と再会。さらに彼らを通じて、シカゴ近郊の大学に通うATSの女の子と、シカゴのバスケットボール中心のトレーニング施設で働くストレングスの方と6人で食事をしました。偶然もあったとはいえ、急な計画でこんなに日本人で集まって食事ができるのはすごいなと思いました。出会いに感謝。楽しかったです。
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by atmtk | 2011-07-03 12:10 | Athletic Training

Perform Better Functional Training Summit @Chicago Part I

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NATAのAnnual Meetingを終えた直後の週末にシカゴであったPerform BetterによるFunctional Training Summitというものに参加してきました。

Perform Betterとは主にトレーニング、リハビリ器具を扱っている会社で、よくカタログが送られてきます。今回のセミナーもそんな感じで一方的に送られてきたパンフレットを見て、行ってみようと思いました。

金土日の三日間だったので、金曜の早朝に出発し、シカゴ入り。
車を停めて、ダウンタウンのユースホテル(HI Chicago)を予約しておいたので、真っ先にそこへ向かって荷物をロッカーに入れ、バスで会場であるMcCormick Centerに向かいました。

最初の講義が始まるまでそんなに時間がなかったので、レジストレーション間に合うかなーなんて不安だったのですが、NATAのAnnual Meetingのような数の参加者はいないので、レジストレーションは一瞬でできました。名前を言っただけで、特に本人確認はなし。NATAとの違いにちょっと拍子抜けでした。ちなみにこのセミナーはATCには15CEU(Continuing Education Units : ATCの資格維持のために稼ぐことが義務付けられています)くれました。NATA Annual Meetingは24CEUもらえるのでこの一週間で39CEUいただきました。

このPerform BetterのFunctional Training Summitは今年で8年目、今回のシカゴでの参加者は700人ほどだったそうです。シカゴだけでなく、Providence, RIとLong Beach, CAでも行われています。
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Tシャツはアディダスが協力してくださったそうで、アディダスの5本指シューズの販売スローガン、「Train Raw」と書かれています。Perform Betterと書かれたリュックもごつくてなかなか立派。テキストは今回のサミットで発表されたスライドをまとめたものです。

このセミナー、トレーニング業界では有名なMike Boyle, Lee Taft, Gray Cook, Lee Burton, Mark Verstegenなどなどがスピーカーとして名を連ね、一つ75分のセッションで、4つの部屋を使って、二つは講義、二つは実習が行われていて、参加者は自分の行きたいやつに行くという構成です。特に人数制限もないので、混んでいるものもあれば、割と閑散としているセッションもありました。

私が最初に選んだのはThomas Myersの「Anatomy Trains and Training」という講義。Vibram FiveFingerを履いて現れたThomas Myersは独特の雰囲気で、Fasciaとは何か、Anatomy Trainsのコンセプトをどうトレーニングに取り組んでいくかといったことを中心に話してくれました。強調していたのは、筋肉ひとつだけ独立させて動かすことなんてできないってこと。筋肉は骨から骨についているわけではなく、筋膜をみると全部つながっているし、Biceps Brachiiなんていうようにひとつだけ切り取ることなんかできないというわけです。

その後、彼の実習のレクチャーにも行きましたが、こちらでは彼がどうやってクライアントの姿勢を評価して、どのようにアプローチしていくかということを、モデルを使って説明。「評価するときに第一印象を大切にする」というのと、「まず3つその人のいいところを見つける」というのが印象的でした。彼の著書、「Anatomy Trains」は私も持っていますが、部分的にしか読めていないので、時間のある今のうちにまた読んでみようと思います。

さらにThomas Myersは、Mannual TherapyとStrength Trainingの合間をつなぐことがこれからもっともっと重要になっていくと言っていましたが、そこのポジションはアスレチックトレーナーですよね?

この日はこの後、Functional Movement Screenをあみ出したGray CookとLee Burtonのハンズオンセミナーに参加。例えば、「筋肉が硬くて可動域が狭いといって、ストレッチするけど、それ本当に筋肉が硬いだけ?」といったようなことを参加者をモデルに説明。FMSを触りだけ紹介する感じで、彼らがどのように評価して、どのようにクライアントにアプローチしていくかという説明を聞き、少人数のグループで実際にやってみる形式でした。

初日の最後はThomas PlummerによるFeatured Presentationで、パーソナルトレーニング、ストレングスコンディショニングのビジネスについて。今後この業界がどうなっていくかの予想、生き残っていくためにはどうすればいいかのアドバイス等でした。さすがはビジネスのプレゼンテーターとあって、話し方もうまく、面白かったです。

夜はコンベンションセンターに併設されているハイアットで参加者の交流会。フリードリンクと、フリーのおつまみが用意されていて、あとは自由にどうぞという状態。フリーのお酒を除いたら、NATAのJATOのレセプションパーティーと同じ。ソーシャル(交流会)というのはやっぱりこういうものなのでしょうか。結構業界で名前を馳せている人たちがスピーカーなので、会場では握手を求めたり、一緒に写真を撮る人も。私は一人だったし、勇気を持って話しかけることが全くできずにしばらくふらふら。で、5回くらい話しかけようかどうかで自問自答を繰り返した挙句、日本人らしき男性に声をかけに行きました。結果、やはり彼は日本人で、日本でストリングスコーチをされている方でした。アメリカで勉強されたそうで、私の友達も多いUniversity of Toledoを卒業されていました。そのかたも一人でいらっしゃっていたので、しばしその方と二人で話しました。アメリカ人とは全く交流できずに終わりましたが、勇気を出して話しかけてみてよかったです。

その後は、バスでダウンタウンに戻って、ユースホステルにチェックイン。せっかくなので、夜のシカゴを散歩。ミレニアムパークでしばし思いにふけってました。ユースホステルではタオルを貸してもらえず、手持ちの小さいタオルでしのぎました。寝れる場所があるだけでありがたいのです。
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by atmtk | 2011-07-03 12:00 | Athletic Training

年次総会

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前回のエントリーでは全く触れなかったNATAのAnnual Meetingについて。

私は2008年から毎回参加していて、今回が4回目の参加でした。
本格的にプログラムの始まる月曜の朝に、会場でレジストレーション。会場を歩きまわっていると、いきなりいろんな再会を果たします。時間も中途半端だったので、早速10時開場のExhibit Hallに行くことに。

ここでは最新の治療器具やら、トレーニング器具、テープ、防具などあらゆるものが展示されています。この場で購入もできますし、業者の方と話していると、「購入までのプロセスはどんな感じ?おたくの大学に説明しに行きますよ」みたいなことも聞かれたりします。無料でサンプルやらバックやら、ポロシャツやらブレースやらを配ってくれる業者もあるので、初日の開場時間が一番混みます。それもあって、このExhibit Hallではいろんな人に再会する確率がとても高い。今回もこの場でいろんな人に会いました。日本人もいっぱいです。

そんな感じでExhibit Hallでの時間はあっという間。
で、登録してあったWorkshopへ。タイトルは「Compensatory Movement Strategies Due to Anterior Knee Pain:Short and Long-Term Consequences」。大事なことですが、結構基本的なことばかりだったので、あんまり新しい情報はありませんでした。膝の痛みだけでなく、身体全体の動きを見ていかないとだめだよってことを強調していました。

講義が終わると急いで、ポスタープレゼンテーションを観に。University of Toledoの友達がポスターによる研究発表をしていたので、その様子を観に行ってきました。そのまま、次は別の友達(こちらもToledo卒)の研究発表へ。こちらはオーラルプレゼンテーション。みんな頑張っているなと刺激をいただきました。

午後は「Whole Person Management of Concussion: Successful Return to School and Sports」という講義を聞きに行ってみましたが、こちらもイマイチ。脳震盪を患った選手の復帰の課程を、主に学業関連の観点から説明。日常生活にはなんら支障なく見えても、いつもよりちょっとテストの点が悪いなど、まだ脳が回復しきっていないことはよくあると。脳震盪後は運動だけでなく、頭をつかう勉強も控えて脳を休めることが大切です。で、そのあたりの学校側との連携などを話してくれました。

初日はこんな感じで終わりにして、Japan Athletic Trainers' Organization主催のレセプションパーティーへ。毎年コンベンション開場近くのホテルでJATOが日本人ATC交流の場を提供してくれるので、今回もそれに参加。それはありがたいのですが、誰かに紹介してもらうという形でないと、なかなか初めての人とは話しにくいものです。私も結局前から知っている方々と話していただけで新たな出会いを創りだせませんでした。みんなが落ち着いて、再会できる環境を提供することも大事ですが、なにかちょっとしたアクテビティーなどをしてみてもいいんじゃないかと思います。特に初めて来た誰も知らない学生さんなんかは、自分からなかなか声をかけづらいものです。私も初めて参加したときは、特にそんな感じで、一番話しかけやすかった受付担当をされていた方に、勇気を出して声をかけるのが精一杯でした。

二日目は朝、カフェ・デュモンドに行ったので、会場到着は10時前。肩のプレゼンテーションを聞きに行こうと思ったら、偶然同じ大学院に通う同僚に出会い、結局講義には行かずに、彼と話しながら、前日に引き続きExhibit Hall探索。彼は学部時代を過ごした大学もビッグスクールなので、最新の器具もいろいろと知っていました。ドイツ発祥のHivamatという治療器具やら、うちの大学でも昨年より使っているNormaTecというCompression Unitやら。いろいろと話しをしていて、当たり前ながら大学の設備も全然平等じゃないなと思いました。どのくらい効果があるかはわからないけれど、上に行けば行くほどお金のかけ方は変わってくるし、ほんと立派なビジネスです。

だらだらと会場を回ったあとは、Exhibit Hallでたまたま出会った、前日お会いしたばかりの業界の先輩も加え3人でお昼へ。ゆったり過ごしていたら、もう午後も半ば。会場でまた先輩に会い、お話したりして、この日は結局講義には一つも出ずに、Keynote SpeakerであったArchie Manningのお話だけ聞いて、会場をあとにしました。その後は日本人ATで集まって今年3年目のバスケ大会、バーボンストリートにて郷土料理のち、飲み歩くというお決まりコース。

三日目はホテルのチェックアウトもあったので、スロースタート。会場到着は10時半頃で、早速Learning Labコースの一つ、「Thoracic Mobility-The Missing Link in Your Trunk Stability Program」というのにいきました。横隔膜が一番好きな筋肉だと語るPT/ATCのSue Falsone。楽しそうに話す人はいいですね。こっちも楽しい気分になってくる。内容も面白かったですし、すぐに仕事に活かしていけそうな内容で、勉強になりました。Learning Labというのは講義と実践の二部構成で成り立っているので、頭にも入ってきやすかったです。

私のAnnual Meeting参加はこれで終了。
このあとはまた友人たちと食事に行き、別れを惜しみつつまったり過ごして、ニューオリンズを少し観光して帰路に着くという流れでした。

今になってもうちょっといろいろ講義に行くべきだったなとも思いますが、今年もいろんな人に出会えて、ニューオリンズの街を楽しめたのでよしとします。現地で一緒に食事したり、遊んでくださったみなさんありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。

長くなりましたが、最後まで読んでいただいた方、どうもありがとうございます。

ハリケーンMix売ってました。
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by atmtk | 2011-07-03 04:00 | Athletic Training


NATA公認Certified Athletic Trainerです。あまり一貫性はないですが、日々のできごと、気付き、考えたことなどを記録しています。


by atmtk

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