カテゴリ:本、映画( 30 )

「成功は”ランダム”にやってくる!」を読みました

今日は今年私がこれまでに読んだ中で一番面白かった本のご紹介。

成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方」 

kindle版はこちら

これは自己啓発系の本だが、面白くて、ワクワクして、いろいろやりたくなる、背中を押してくれるような本だ。ルールが変わる世界では、狙って成功するようなことは滅多になく、成功は偶然の中から生まれていることが多い。その偶然がいつ起こるかはわからないが、その偶然が起こる確率を増やして、そのチャンスを逃さずに、成功へとつなげる方法が本書で紹介されている。

「恋のマイアヒ」はアメリカでは最初なかなか売れなかった。しかし、たまたまその曲を気に入ったある人物が、振りをつけて曲に合わせて踊り、その様子を撮影した動画を友人たちに広めたところから、一気にその動画が広まり、同時に局も売れるようになった。アメリカABCテレビの人気ドラマ「LOST」は、当初は成功を全く期待していなかったため、遊び感覚でどんどんアイデアを出していって作られた。当事者たちは、売れないだろうと予想していたが、ふたを開けてみればその間逆。思ってもいなかったところで、視聴者をわしづかみし大ヒットへとつながった。

マイクロソフトのWindows3.0は、2人の男が金曜日の夜のパーティーで出会ったから生まれた。
ダイアン・フォン・ファステンバーグのラップドレスは、ニクソン大統領の娘が着ていたトップスとスカートの組み合わせに着想を得た。

友達に誘われてパーティーに行ったり、ついていたテレビを観たり、何気なく起こした行動、何気なく目にしたものが人生を大きく変えることがある。そういうことが起こる瞬間を著者は「クリック・モーメント」と呼んでいる。その「クリック・モーメント」を起こす方法として、本書には下記の4つの方法があげられている。*カッコ内は抜粋ではありません。

1.ボールから目をそらせ (意図して違う方向を見る)
2. 交差的に考える (意図的に、自分とは異なる分野、文化、産業を探索したり、全く異なる興味を持つ人と接したり、興味のない雑誌を手にとってみたりする)
3. 好奇心に従う (おもしろいとおもったらどんどんやってみる)
4.予測可能な道を避ける (論理的な計画を壊す)

こうしてクリック・モーメントを増やしたら、今度はその瞬間が訪れたときに、すかさず行動を起こす。これが「目的ある賭け」。これは、たまたま見かけた宝くじを買ってみるような賭けではなく、良さそう、面白そう、と思ったものを作って発表してみるような賭けのことを言う。そしてまた、この賭けは計画して大きく一気にかけるのではなく、小さく連続して賭けることによりランダム性が増す。

「クリック・モーメント」「目的ある賭け」ときて、3つ目に必要なのが「複雑エネルギー」。これは、LOSTのように売れないと思っていたものにものすごい人気が出たり、ツイッターのようなSNSの波及で小さな行動がアラブの春のような革命につながったり、オークションサイトとして圧倒的トップに立つebayのように最初の小さな成功が積み重なって大きな成功につながったりするときに働く力のこと。

この「複雑エネルギー」も狙って起こせるようなものではないが、「クリック・モーメント」を見つけ、「目的ある賭け」をして、そこに人々の好感など「複雑エネルギー」の兆しを感じたら、そこで一気に攻めてさらに行動を起こして賭けをすることにより、「複雑エネルギー」を大きくしようとする努力はできる。

「世界は決して予想通りには動かない。」

だからこそランダム性を増やして、予期できない状態をあえて作る。その考え方に納得した。

気になった方は、ぜひ読んでみてください。読んだ瞬間からいろいろ行動したくなります。





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by atmtk | 2014-03-11 23:54 | 本、映画

昨年の読書を振り返る。

新年明けましておめでとうございます。

昨年は帰国して、はじめて一年を通して日本で過ごした1年でした。渡米したのが19歳のときだったので、20代になってから一年を通して日本で過ごすという経験は初。日本に戻ってきて、なんか必死にレールに戻ろうとした自分がいたような気もしますが、やっと少し折り合いをつけれるようになったかなと感じています。日本を飛び出した理由を今一度思い起こしました。

まだまだふらふらしていますが、それは悪いことではないと信じたいので、そう信じます。とりあえず、動きを止めないよう動き続けます。

「やらないで後悔するなら、やって後悔する」

数年前から大切にしている言葉。悩んでいるなら一歩を踏み出しましょう。

さて、ここで昨年の読書を振り返ってみます。

昨年初め私が設定した目標は1年で120冊。さきほど数えてみたところ、結果は130冊でした。あんまり無理なことは、目標にしません。大体達成できるくらいの目標を立てて、達成するのもなかなか気分はいいものです。たぶん、今までで一番本を読んだ1年でした。冊数なんて大した意味はないと思うけれど、1000冊読んでから見える世界があると、ある人が言っていたので、そこをなんとなく目標にしています。人生で今まで何冊読んだかはわからないけれど、アメリカにいた期間は日本語の本は読んでもせいぜい年間20冊程度だったので、渡米する前に呼んだ冊数をいれてもまだ1000冊はいっていないんじゃないかと思います。

昨年の後半は、メルマガを4つ登録していた時期もあり(今は2つに落ち着きました)、それらをきっちり読んでたら、読書時間は減りました。また、iPhone5Sにしてより快適になったから、スマホでニュースを読んだり、記事を読んだりする時間も増えていました。本に比べると完成度が低い部分もあるかもしれませんが、そういう時間も大切だと思っているので、今年もそんな感じで進めていきます。メルマガもいろんなひとのやつをちょこちょこ試してみたいと思っています。

最後に昨年読んだ本から、印象に残っているものをいくつかご紹介。
昨年通して改めて実感したのは、私が好きなジャンルは、自然科学系と人生や起業のストーリーなど自伝的なものだということ。小説などは話題になったものと、人に薦められたものをほんのちょっとつまんだ程度でした。

タイトルからはちょっと想像しにくいけれど、言葉や心のお話です。副題(?)は「はじまりは、歌だった」。「ハダカデバネズミだって悩む。ジュウシマツだって失恋する。」そんなフレーズと、表紙に心引かれて手に取りました。言葉はなぜどのようにして生まれたのか、そういうことをじっくり考えてみる時間も大事だと思っています。特別授業の講義記録で、対話形式で進められていくので、読みやすいです。朝日出版社のこういう講義記録的な本は結構いいものが多いです。加藤陽子さんの「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」とか、池谷裕二さんの「単純な脳、複雑な私」とか。このあたりもオススメです。

昨年は今までにも増して「ちきりん」に嵌っていた一年でした。ブログもメインのエントリーは、更新されるたびに毎回読んでました。そんなちきりんさんのブログの運営舞台裏がわかるとても興味深い一冊。ちきりんさんのすごさがわかる。有名になる、成功する舞台裏にはもちろんその人の努力やすごさがあるんだけど、同時に時代背景など時の運も重要なんだとわかる。なんにせよ、これからも動きを追っていきたいです。

最初はちきりんさんのブログを通して知った、ライフネット生命会長兼CEOの出口治明さんの著書。ライフネット生命創業の舞台裏や、出口さんのそれまでの人生について語られています。「人間は3つの方法からしか学べない。人から学ぶ、旅から学ぶ、本から学ぶ。」っておっしゃってるんですが、旅行の経験も、読書量も半端ないので、すごく納得できます。出口さんの影響で私も今まで全く読んでいなかった歴史本も読みました。思い立ったらすぐに行動するそのフットワークの軽さも素晴らしく、ちきりんさん同様、出口さんにも結構はまっていたりします。おかげで、現社長の岩瀬さんの本含め、ライフネット生命関連の本も結構読みました。

ふとツイッター見ていて面白そうだなと思って、講演聞きに行ったのがきっかけで本を読みました。このときはめずらしくレビューを書いているので、こちらをご参照ください。ノータイムポチリ。マラソン中毒者(ジャンキー)を読みました

建築はそこまででもないけど、なんとなく昔から興味を持っていて、何かするでもないけれど、こうして本を読んだり、建物を見に行ったりしている。本を読んですぐに、小トリップへ行ってしまったほど、引き込まれるものがあります。その土地を生かした、風景に溶け込む建築。
参考エントリー 隈研吾さんの建築を尋ねて

なかなかこういうまとめを書くのも大変ですね。昨年読んだ本のリストを見ながら、ピックアップしてみました。今年も昨年と同じくらいのペースで読書を続けれればいいなと思っています。目標を付け加えるとすれば、やはり歴史本をもっと読むこと。それと久々に新しい漫画とかも読んでみたいな。読書とは言えないかもしれませんが。



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by atmtk | 2014-01-01 18:27 | 本、映画

映画「スティーブ・ジョブズ」

ホリエモンチャンネルで堀江さんがスティーブ・ジョブズの功績について語っている番組を見た。映画についても触れていて、これは観なきゃと思い、早速観てきた。

少し前に話題になった本Steve Jobsは、オーディオブックで聞いた。マラソンのトレーニングで走りながら聞いていたから、何度か繰り返して。

視覚が与える影響は強烈だ。オーディオブックでは、ランニング中ということもあり、繰り返し聞いたって、ところどころの話を部分的に覚えているだけで、なんとなく背景はわかっているつもりでいたけど、映画を観た後の圧倒され方とは全然違った。活字を読んでいたらそれはまた違ったのかもしれないが、とにかく興奮した。

彼がコンピューターに感じた衝撃を想像し、描いていた理想の未来(そう、今のように世界中にアップルの製品が出回って、使われている世界)を感じ、すごくワクワクした。「常識」で考えて、そんなの無理だと決め付けてはいけない。こうなったらいいなという未来を想像し、それに必要なものを全力でつくる。

今の居場所が気持ちいいと、ついつい人はそこにとどまろうとする。必死で守ろうとする。うまくいかなくなれば、すぐに直せるもので代替しようとする。しかし、現状維持は衰退の始まりだ。変化し続けなければ、生き残れない。それが生態系の決まりである。変化の先には何があるかわからない。できるかどうかわからないことをやってみるのが怖いのだ。でもやってみなければ、なにもわからないし、変わらない。

新しいことをはじめるのはそんなに難しいことではない。でも世界を変えるほどのことを成し遂げるのは容易ではない。そこにはジョブズが直面したような、金銭の問題であったり、人間関係の問題であったりといったさまざまな要素が複雑に絡んでくる。それでも彼にはやりたいことがあった。欲しい未来があった。そうして作り出された、MacやiPodやiPhoneは世界を確実に変えた。

圧倒的な力を持つ人は、その代償かあまり長生きできないことが多い。
先月から、「ダイアナ」、「マリリン・モンロー」といった人物を描いた映画を観てきて、ますます思う。ダイアナもマリリン・モンローも、ものすごい影響力をもち、圧倒的なカリスマ性を発揮しながらも、影の側面を持ち、数々のスキャンダルがあった。そして2人とも早くに命を落としている。

スティーブ・ジョブズは、気性が激しかったようで、周りの批判はかなりあったようだ。圧倒的な力を持つ人というのは、どこかめっちゃかけていて、どこかめっちゃとんがっている。まわりの人が、世間一般が「常識」に思ってることなんて理解できないのかもしれない。ましてや、こんなすごい影響力を持っていなくても、全ての人間、丸なんてありえない。みんなどっかとんがってて、どっかかけている。その度合いが人によって異なるだけ。

とんがってないと世界は変えられない。丸く収まるということは、とんがり部分がみえないように小さい丸をつくっているということだ。違うことを恐れてはいけない。

一つ前のエントリーに書いた、堀江さんの著書「ゼロ」。堀江さんは、スティーブ・ジョブズがアップルで大成功したように、ライブドア時代に絶頂を築いた。スティーブ・ジョブズは自分で作った会社から解雇されたが、ホリエモンは刑務所に入った。2人とも一旦ゼロに戻った。ジョブズはその後、アップルに戻り、さらなるイノベーションを生み出した。堀江さんも今いろいろ仕掛けているみたいだ。宇宙ロケットの開発等、わくわくするプロジェクトもたくさんある。

いろんな問題はあるけれど、暗い未来なんて想像してもつまらない。欲しい未来を想像し、小さな一歩でも始めてみる。彼らのような影響力はなくとも、その一歩の積み重ねが、人生を、世界をよりよくすることにつながるはずだ。

余談:アシュトン・カッチャーの演技素晴らしかったです。ラブコメディーのイメージだったけど、役作りもかなり本気でやったらしく、かなり惹きこまれました。彼を取り巻く、周りの人物たちを演じる役者さんたちも素晴らしく、夢中になって見続けられる2時間でした。






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by atmtk | 2013-11-09 00:33 | 本、映画

「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」読了

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今年8月、堀江さんのメルマガに登録した。
きっかけは覚えていない。前から多少気になってはいて、釈放されて少しずつ堀江さんが手がけているプロジェクトがどんどん形になって、話題がどんどん増えてきてたから、流されるように登録した気がする。

そうしてメルマガを読み始めて、今回の新刊「ゼロ」が出版されることを知った。メルマガでもそうだし、Cakesでも書籍の一部が無料公開されていて、導かれるようにアマゾンで予約した。最近、Kindle版がある本は、まず間違いなくKindle版を買っているけれど、今回は紙で欲しくなった。それも全て、計画された「ミリオンセラープロジェクト」の戦略に惹かれちゃったから。

本が届くの楽しみに待っていたのに、10月31日にふと寄った書店にすでに置いてあって、思わず買ってしまいそうだったけど、ぐっと我慢。(しかもその翌日はワンピース72巻を買いにまた本屋に行ったもんだからまた買いそうになった)Amazonで予約していた本は11月2日に届いた。

すぐに読みたかったので、その日の夜に読み始め、2時間ほどで読了。無料公開やメルマガを通じて半分くらいの内容を読んでいた分、ちょっと感動は薄れた気がする。でも満足。素直な文章で、メッセージもストレート。特になにかすごいことが書いてあるわけではない。堀江さんがどんな風に育ち、何を考え、行動してきたか。そして今、読者に、日本国民に何を伝えたいのか。それがわかる本。

ライブドア事件があって、多くの人がメディアの情報に流され、よく知りもせずホリエモンを毛嫌いしていた。そういったイメージが与える影響は強く、今もしぶとく残っている。メディアが作り上げたイメージでではなく、本人が伝える「堀江貴文」の考え、生き方。私も世にあふれていた情報に影響を受けているからか、本を読みながら違和感を覚えた箇所もあった。号泣している姿も、死を極度に恐れる姿も想像できなかったから。もし堀江さんについてまったく何の知識もイメージもなければ、違和感など覚えないはず。

「なにもない自分に小さなイチを足していく」

結局のところ、みんな努力している。突き抜けてて、努力してないって言う人は本人がそれを努力と思っていないだけ。小さな一歩の積み重ね。

メディアが伝える情報や世間の常識をそのまま受け入れるのではなく、自分の頭で考えよう。ロケット開発をはじめ、堀江さんの考え方は素晴らしいと思うし、これからもどんどん面白いことを仕掛けていってくれそうで、わくわくする。私も知っているわけではないけれど、もっと多くの人に堀江さんの考えていることを知ってほしい。知ったらきっと踏み出したくなる。何もない自分に小さなイチを足す一歩を。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ(Kindle版)
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by atmtk | 2013-11-04 23:02 | 本、映画

マラソン中毒者(ジャンキー)を読みました

ノータイムポチリ

考える暇もなく、即決断。ボタンをポチリとクリックして、即行動。
そんな言葉を提唱するのが、小野裕史さん(http://hiro-ono.jp/)。職業ベンチャー投資家。

35年間運動ゼロに近い状態から、ふと始めたWii fitをきっかけに運動を開始し、それからまもなくフルマラソンを完走。その後も100kmマラソンや、北極マラソン、砂漠250kmマラソンなど、数々の過酷なレースを走りまくっているまさにマラソン中毒者。しかも着ぐるみとか着て。

本を読んでいても、その思考のぶっ飛び具合に驚く。妄想力も半端ない。
同時にすごく楽しそうだから、周りの人も中毒に感染し、変態といわれそうなレースにどんどん参加していく。

全然運動ができなかった僕でもできた、というようなことも書いてあるけれど、これだけの行動力と精神力がある人ならば、本気で取り組んだら何をやったって大抵のことはうまくいくのではないだろうか。結局はやるかやらないか。あきらめるか、あきらめないか。

レースは距離が長くなればなるほど精神力が大事だそうだ。まだ一度しかフルマラソンを走ったことがない私でも、マラソンにおけるメンタルの重要さはよくわかる。自分の折れそうな気持ち、弱い部分に勝てるかどうか。ほんとうにそれに尽きる。もちろんある程度の走力は必要だが。

小野さんはランナーとしては、飛びぬけてすごいという訳ではない。けれど、その行動力と絶対にやり遂げるという強い意志があるから、数々の過酷なレースを完走できているのだろう。

気になったら、ノータイムポチリ。
「マラソン中毒者 北極、南極、砂漠マラソン世界一のビジネスマン」

kindle版もあります。


PS ところどころに出てくる奥さんのゆみさんの言葉が的確で面白く、多くの読者同様、私もファンになりました。
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by atmtk | 2013-10-30 23:29 | 本、映画

日本人へ

年末から年始にかけて塩野七生さんの「日本人へ 国家と歴史篇 リーダー篇 」を読みました。連載をまとめたものなので、新書として最適で、移動の合間などに読むのに適していると思います。歴史に学ぶ日本の問題点とその改善案を述べています。

この新書が出版されたのは2010年ですが、文章が書かれたのは10年前から5年前くらいなので、内容にはズレがありますが、納得できることも多く、塩野さんがおっしゃられているように、当時から変わっていないような点もあったりと、正直あまり明るい気持ちにはなれません。面倒くさいからって考えなくなるのが一番怖い。

ところどころに引用されるユリウスカエサルやマキァヴェリの言葉などにすごく納得したり。

ローマ人の物語 を読んでみたくなりました。単行本で15冊、文庫は43冊あると思うと、手が出しずらいのですが。

けれど、新年最初のエントリーにも書いたように今年は歴史を学ぼうと思っているので、課題としては完璧かもしれません。昨年、図書館で借りた「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)」は貸し出し期間をすぎてしまったから、途中までしか読めてないけど、そちらも是非読みたいです。

歴史が面白いことに最近やっと気付けました。
今年の大河ドラマ「八重の桜」もなかなかで、新島八重さんの本が読んでみたくなりました。

「ローマは一日にして成らず」

一冊一冊進んでいきます。

初詣の一風景
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by atmtk | 2013-01-10 00:20 | 本、映画

新書の読書

8月頭に小飼弾さんの「新書がベスト (ベスト新書)」という新書を読んでから、とにかく新書を読みまくってみようと決意。8月は新書1日1冊ペースで読んでいます。読みやすいのだと1時間ちょっとで読めてしまったりもするのですが、なかには理解するのに時間のかかるものもあり、読了時間はまちまち。常に、3-5冊程度は平行して読んでるので、この話、どっかにも書いてあったなーとか、このアイデアはあれに通じるなーとかって感覚も楽しめています。両親のおかげで家にも結構な数の新書があるので、いろいろ読み漁ってます。弾さんのいうように、新書大人買いなんて行為は今の私にはできないので、身になり方が違うかもしれませんが。弾さんは「新書がベスト」のなかで、まずは本棚と新書300冊選ばずにごっそり買って来ることを薦めているんですが、これほんとに実践した人いるのかな?

私がこの一ヶ月で読んだ新書はhttp://yonda4.com/user/motoko17にいけばわかります。自分の記録として眺めるのにいいなと思って、これを使い始めてみました。新書じゃない本も少量読んでいますが、ここでは新書だけを。ジャンルにはだいぶ偏りがありますが、だんだん広げていければいいかと。まずは100冊を目標に読みます。

このなかで特にお勧めなのは
食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)」山田真哉
「ニート」って言うな! (光文社新書)」本田由紀
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)」竹内薫

一番最近読み終わったのは、平田オリザさんの「芸術立国論 (集英社新書)」。

芸術、特に平田オリザさんの専門である演劇を中心に、芸術の必要性、文化予算の使い方を、提案、論証されています。最初のほうに出てきた「無駄のない社会は病んだ社会である。すなわち、芸術家のいない社会は病んだ社会だ」という文章が心に響きました。

スポーツの世界にも通じることがだいぶあって、ここでいう演劇をスポーツに置き換えたらどうなるだろうと考えながら読んでいました。平田さんはアートマネジメントなる授業も教えていて、その授業で扱う内容の例なども興味深かったです。スポーツマネジメントを勉強している人たちも読んでみるといいかもしれません。

この本は家にあったわけではなく、ブックオフで買ったのですが、買おうと思ったきっかけは、7月に行ったマイナビ転職フェアで、設置されていたミニ講演ブースにて、マイクロソフトに勤める高石さんという方が、ちらっと触れたお話の中で、平田オリザさんの講演を消化していて、弱者の気持ちを理解する大切さを語っていたことが印象に残っていたからです。

(この一文、長くてわかりづらい文の典型的な感じですね。。)

この本を読んだきっかけは、めぐりあわせ。
先月、東京国際フォーラムであった転職フェアに参加してきたのですが、その一角でミニ講演ブースがありました。一時間ずつ、数名の方がお話してくれるのですが、その中でマイクロソフトの高石さんという方がマイクロソフト社が提供している資格と、これからの日本でどのように個人個人が変化を重ねながら成長していったらよいのかというお話をしてくれました。高石さんはこの前日に平田オリザさんの講演に参加されたそうで、その話に触れたことがきっかけで、平田オリザさんのことが私の頭の中の情報網に入っていました。そのため、並べられた数百冊の本を眺めているときに、平田オリザさんの名前がすっと目に入ってきて、引き合わせを感じたので購入にいたったというわけです。

(書き直してみたらやたら長くなった。伝えるのって難しい)

読書も出会い。こういう感覚を大切にしたいと思います。

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by atmtk | 2012-08-27 12:46 | 本、映画

バスの中での至福

このところさすがに寒い日が増えたものの、いまだにあまり車についた氷をはがしたりする必要もなければ、積もる雪も数日のうちに溶けて、1月末だというのにあたりに雪は見当たりません。

ネブラスカ遠征も無事に終え、僅差でしたがなんとか勝ちました。やっぱり勝つと気持ちがいい。今週末はミネアポリスに行って来ます。今週は4校戦で同じビッグテンカンファレンスの競合校との対戦。気負いしないといいのですが。水泳部は予算が少ないので、めったに飛行機など使わず、先週のネブラスカも今週のミネソタもバス。片道8時間くらいの長時間バスライドです。イリノイ大学から一番遠いBig Ten Conferenceの大学はPenn Stateで、そこまではバスで12時間とかかかると聞きますが、私はビッグテンのなかで唯一Penn Stateには行った事がなく今後も行く予定はありません。せっかくなのでビッグテンカンファレンスはすべて制覇したかったのでちょっと残念。

そんな長時間のバスライドにて今月は読書量アップ。
選手たちの間ではハンガーゲームというバトルロワイヤルみたいなストーリーの本が流行っていて、みんなで貸し借りしながら読んでます。私もちょっと気になってますが、私は日本人の友達からもらった東野圭吾の本をひたすら読んでます。合計7冊もらったのですが年末から数えて5冊(赤い指、さまよう刃、秘密、むかし僕が死んだ家、どちらかが彼女を殺した)読み終えて、残る2冊(毒笑小説、快笑小説)もこの週末で読み終えることでしょう。一人の作家の本をこんなにまとめて読むのは初めてかな。おもしろいです。読んでいると入り込んでしまって、目的地や休憩ポイントについたときに現実に引き戻されるのが不思議な気分。私は家で読書をしているとついついほかの事に気がいったりしてしまうので、バスの中や電車の中のようなそれしかできない環境でする読書が結構好きです。

遠征続きにはちょっと疲れますが、読書の時間は楽しみだったり。

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by atmtk | 2012-01-25 01:38 | 本、映画

マネーボールとブラックスワン

フロリダから戻ってきて、休む間もなくトレーニングは続いてます。
週末は久しぶりにミート@アイオワ大学。フロリダで同じプールで合宿していてXavierとちょっとした競泳はしたけれど、まともなミートは実に約2ヶ月ぶり。私もレースを見るのが楽しみです。

昨夜は久々に映画を観ました。ずっと観たいと思っていた「マネーボール 」。野球チームの運営ビジネスのお話。お金のない球団がお金のある球団とやりあうためにはどうすればいいのか。面白かったです。ブラッドピットの演技もよかった。本もずっと読みたいと思っているのですが、積読本がたまっているので、手をつけられていません。そのうち必ず。

今読んでいる本は「The Black Swan: Second Edition: The Impact of the Highly Improbable Fragility" 日本語版:ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質」という本。映画のブラックスワンとはまったく違う話です。ここでいうブラックスワンは予期しない出来事のこと。たとえ話で、サンクスギビングに食べられるターキーは1000日間毎日えさを与えられて育てられるうちに、毎日えさが与えられることを当たり前と思うようになり、それが終わることを疑わない。しかし、1001日目はえさを与えられる代わりに殺されて、サンクスギビング用の肉となってしまう。

世の中の「ブラックスワン」現象についてとりあげ、どのようにブラックスワンに身構え、対処していったらいいのかというようなことが書いてあります。あまりとっつきやすい本ではなかったので、知らない単語もいくつかあるし、読むのにすごく時間がかかっていますが、面白いです。一応本編はフロリダにいる間に読み終えて、あとは第二編から追加されたパートを残すのみ。

今年も継続して英語で本を読んでいこうと思います。

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by atmtk | 2012-01-13 04:36 | 本、映画

Every patient tells a story

なかなか来ないと思っていた定期購読を申し込んだNational Geographicが2冊まとめて届いたり、オーダーしていた教科書が届いたり、さらなる値引きを重ねてついには60-80%引きとなったボーダーズで本を買ったり、読み物が増えております。積読書は増えていくばかり。

今読んでいて面白いなと思う本がこちら。


Every Patient Tells a Story: Medical Mysteries and the Art of Diagnosis by Lisa Sanders

まずは表紙に惹かれました。最近の私は自転車に敏感に反応します。
でもこの本は自転車は全然関係なくて、医学についての本で、主に患者と医者のコミュニケーションについて書かれています。珍しい症状を持った患者、何十万もする高いテストをたくさん行っても原因がわからない症状をもった患者、そういった原因を解き明かすことができる医師はその他大勢の医師が気づけなかったことに、気づける人。ヒントはたいてい患者が伝えてくれる言葉に隠れている。

時間に追われ、ついつい見落としてしまう患者のサイン。多くの医師が、患者が医師に話したいことを話し終える前に、話に割り込んでしまうという研究が紹介されていました。ある研究によると、平均16秒で会話に割り込んでいるそうです。でも、そうやって遮られた会話に重要なキーが隠されていたりする。

アスレチックトレーナーにも当てはまりますよね。
医学について、コミュニケーションについて、考えさせられます。そしてとても読みやすいです。

まだ80ページほどしか読んでませんが、おすすめです。
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by atmtk | 2011-09-08 10:49 | 本、映画


NATA公認Certified Athletic Trainerです。あまり一貫性はないですが、日々のできごと、気付き、考えたことなどを記録しています。


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