日本の大学からの訪問
先週、日本のとある大学から20名ほどの学生がイリノイ大学を訪れていました。私が属しているKinesiologyではなく、Recreastion, Sports, and Tourismと呼ばれる学部への訪問だったのですが、プログラムの担当者である講師の方とのつながりから、少し関わらせてもらいました。
当初の予定では私もちょっとだけお話させてもらうことになっていましたが、いろいろ詰め込みすぎたからということで、なんとなく流れ、結局考えていたことはほとんど何も話せずに終わりました。学生さんと交流したというよりは、付き添いでいらっしゃっていた先生方と交流させていただいた感じでした。なんちゃって通訳のような経験もできたし、このプログラムを通して、今まで知らなかったイリノイ大学のスタッフや卒業生と出会うことができ、とてもいい時間を過ごさせてもらいました。このつながりを大切に。
たいしたこと考えていなかったけれど、少しだけとはいえ時間をかけて考えた、するつもりだったスピーチの概要をここに記しておきます。Varsity, Club Sports, Intramural Sportsの仕組みについてというのがお題でした。
Varsityというのは直訳すると「代表チーム」で、日本の大学の部活にあたる。NCAAやNAIAという組織によって、練習時間の規制や、奨学金の制度などが決められており、予算は寄付金、スポンサー、チケット料金などからまかなわれる。大学によっては学生の授業料+諸費用の一部をアスレチックスに当てている場合もある。イリノイ大学には19のVarsity Sportsがあり、今年のアスレチックスの予算は$67 million。ちなみに今年から新しいAthletic Directorに変わり、彼が今週木曜日には水泳部の練習を覗きに来る予定なので、私もそのときに対面する予定。結構やり手との噂で、今後どうなるかは見物です。
Club Sportsは日本の大学でいうサークル。予算は基本的に募金活動をしたりして、自分たちで集める。大学が学生から集めている諸費用の一部に、学生団体用のお金も含まれているので、そのお金をもらえるよう申請することもできる。イリノイ大学には現在35のスポーツチームと、9つの格闘技・武道のチームが登録されている。
Intramural Sportsは大学のキャンパスレクリエーションというレクリエーション施設を統率している組織によって運営されるいわゆる学内スポーツ大会。参加者は自分たちでチームをつくって、お金を払って登録して、他チームと競いあって優勝を目指す。審判も講習を義務づけれらたりしていて、結構本気で戦える場所です。レベルも分かれていて、自分たちに合わせて選ぶことができます。ちなみに私は今年1月、レクリエーションセンターでバスケをしていたらたまたま誘われて、バスケのイントラミュラルに参加しましたが、仕事の関係で2試合しか参加できなかったし、チームが負けて決勝トーナメントにも進めなかったので、ほんとに二試合で終わってしまって、ちょっとがっかりしました。その二試合のために$35払った(ゼッケン代も含む)。
このあとに、アメリカの高校のスポーツシステムについても少し話す予定でした。Varsity Junior Varsity, Freshmenのくくりだったり、シーズン制だったり、夏の間のキャンプやサマーリーグへの参加のことだったり。それにからめてRecruitingについても。
Recruitingは高校生の大学への勧誘。
これについてもNCAAは細かくルールを決めていて、招待訪問の行動範囲は大学から半径30マイル以内の距離でなければいけないだとか、滞在は48時間を超えてはいけないだとか、車を用意してはいけないだとかあります。使っていい費用の限度も決められていますし、お金の出所もしっかり規制されています。だから大学の後援者が、有望な高校生に車を買ってあげたりして、その大学に入るように仕向けるなどというのは違反行為として取り締まられ、選手、大学に罰則が与えられます。
とまあこんな感じでアメリカのスポーツ事情を話す予定でした。
ついでに、アスレチックトレーナーの説明もしようと思っていたので、それができなかったのはちょっと残念。来ていた学生さんたちもスポーツ・レクリエーションマネジメントの勉強をしていたので、多少アスレチックトレーナーについての知識はあったようですが、、、。
以上、頭の中で色々考えて構想を練っていたおおまかな内容でした。
当初の予定では私もちょっとだけお話させてもらうことになっていましたが、いろいろ詰め込みすぎたからということで、なんとなく流れ、結局考えていたことはほとんど何も話せずに終わりました。学生さんと交流したというよりは、付き添いでいらっしゃっていた先生方と交流させていただいた感じでした。なんちゃって通訳のような経験もできたし、このプログラムを通して、今まで知らなかったイリノイ大学のスタッフや卒業生と出会うことができ、とてもいい時間を過ごさせてもらいました。このつながりを大切に。
たいしたこと考えていなかったけれど、少しだけとはいえ時間をかけて考えた、するつもりだったスピーチの概要をここに記しておきます。Varsity, Club Sports, Intramural Sportsの仕組みについてというのがお題でした。
Varsityというのは直訳すると「代表チーム」で、日本の大学の部活にあたる。NCAAやNAIAという組織によって、練習時間の規制や、奨学金の制度などが決められており、予算は寄付金、スポンサー、チケット料金などからまかなわれる。大学によっては学生の授業料+諸費用の一部をアスレチックスに当てている場合もある。イリノイ大学には19のVarsity Sportsがあり、今年のアスレチックスの予算は$67 million。ちなみに今年から新しいAthletic Directorに変わり、彼が今週木曜日には水泳部の練習を覗きに来る予定なので、私もそのときに対面する予定。結構やり手との噂で、今後どうなるかは見物です。
Club Sportsは日本の大学でいうサークル。予算は基本的に募金活動をしたりして、自分たちで集める。大学が学生から集めている諸費用の一部に、学生団体用のお金も含まれているので、そのお金をもらえるよう申請することもできる。イリノイ大学には現在35のスポーツチームと、9つの格闘技・武道のチームが登録されている。
Intramural Sportsは大学のキャンパスレクリエーションというレクリエーション施設を統率している組織によって運営されるいわゆる学内スポーツ大会。参加者は自分たちでチームをつくって、お金を払って登録して、他チームと競いあって優勝を目指す。審判も講習を義務づけれらたりしていて、結構本気で戦える場所です。レベルも分かれていて、自分たちに合わせて選ぶことができます。ちなみに私は今年1月、レクリエーションセンターでバスケをしていたらたまたま誘われて、バスケのイントラミュラルに参加しましたが、仕事の関係で2試合しか参加できなかったし、チームが負けて決勝トーナメントにも進めなかったので、ほんとに二試合で終わってしまって、ちょっとがっかりしました。その二試合のために$35払った(ゼッケン代も含む)。
このあとに、アメリカの高校のスポーツシステムについても少し話す予定でした。Varsity Junior Varsity, Freshmenのくくりだったり、シーズン制だったり、夏の間のキャンプやサマーリーグへの参加のことだったり。それにからめてRecruitingについても。
Recruitingは高校生の大学への勧誘。
これについてもNCAAは細かくルールを決めていて、招待訪問の行動範囲は大学から半径30マイル以内の距離でなければいけないだとか、滞在は48時間を超えてはいけないだとか、車を用意してはいけないだとかあります。使っていい費用の限度も決められていますし、お金の出所もしっかり規制されています。だから大学の後援者が、有望な高校生に車を買ってあげたりして、その大学に入るように仕向けるなどというのは違反行為として取り締まられ、選手、大学に罰則が与えられます。
とまあこんな感じでアメリカのスポーツ事情を話す予定でした。
ついでに、アスレチックトレーナーの説明もしようと思っていたので、それができなかったのはちょっと残念。来ていた学生さんたちもスポーツ・レクリエーションマネジメントの勉強をしていたので、多少アスレチックトレーナーについての知識はあったようですが、、、。
以上、頭の中で色々考えて構想を練っていたおおまかな内容でした。
by atmtk
| 2011-09-13 12:44
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NATA公認Certified Athletic Trainerです。あまり一貫性はないですが、日々のできごと、気付き、考えたことなどを記録しています。
by atmtk
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